入院について 入院について
「くまもと乳腺外科病院」は、
乳腺を専門にその診断から治療、アフターケアまで行います。
コンシェルジュによる案内に加え、
快適な療養空間とおもてなしの心で患者様を支えます。
また、臨床医と病理診断医の連携により、迅速な情報共有のもと
専門医から患者様へわかりやすく説明いたします。
当院について
理事長挨拶 理事長挨拶
乳腺外来部門は乳腺の診断から治療まで、これまで以上の質と内容を提供してまいります。
また、院内は療養される患者様が安心して快適に過ごされるような病室作りをし、カフェテリア・ガーデンラウンジも併設いたしまして、職員一同これまで以上のおもてなし(ホスピタリティ)の心で、最高の医療の提供を目指します。今後とも尚一層のご厚諠、ご鞭撻を宜しくお願いいたします。
医療法人社団世安会 理事長兼院長
村本 一浩
理念、基本方針 理念、基本方針
心を癒す空間で
思いやりのある医療を
当院では、ご来院される方々が安心して診察・治療を受けていただけるよう、コンシェルジュを配置し、患者様や付き添いの皆様をご案内させていただいております。
また、院内にはシステム家具を備えた病室を始め、カフェテリアやガーデンラウンジを設け、患者様が少しでもリラックスして療養できるよう、快適なアメニティ空間の確保にも力を入れています。
心を癒すゆったりとした空間で、温かく思いやりのある医療を実践し、全スタッフがひとつになって患者様やご家族を支えて参ります。
ケモトピア
化学療法の理想郷
当院が掲げる「ケモトピア」とは、
化学療法(ケモテラピィ)の理想郷(ユートピア)
という意味の造語です。
私たちは「がん」という病気に真正面から取り組み、
患者様の病気に対する不安を少しでも和らげ、お元気になられるよう、
スタッフ一同お手伝いしていきたいと考えております。
開放型病院の許可を取得
当院は「開放型病院(5床)」の認可を取得しております。 このシステムは、病院の施設や機能を事前に登録した医師(開業医)に開放し、登録医の先生方が診察している患者様が、入院治療や手術が必要になった場合、当院に患者様をご紹介頂き、入院しながら共同で治療に当たるという診療システムです。 現在、熊本市内の24人の先生方が登録され、共同指導に当たられています。
学会研修施設認定
日本外科学会専門医制度関連施設
日本乳癌学会専門医制度関連施設
日本超音波医学会専門医研修施設

包括同意について 包括同意について

当院では、書面で説明、同意をいただく診療項目と、口頭又は掲示で説明、同意の確認をさせていただく診療項目に分けて対応いたします。心身への負担が少なく、危険が少ないと考えられる診療行為については診療を円滑に進めるために、まとめて同意を確認したもの(これを「包括同意」と呼びます)として扱います。 以下の診療項目は、病院の方針として包括同意をいただくものです。なお、同意されない場合でも診察への影響はなく、不利益を被ることはありません。
診療項目
一般項目
問診、病歴聴取、視診、身体診察、体温測定、身長測定、体重測定、血圧測定、指導、食事の決定等
検査、モニター
血液学検査(血液等の採取)、尿・糞便等検査、免疫学的検査(B型肝炎、C型肝炎、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)検査等)、体組織検査、検体の病理・細胞診検査、生理機能検査(心電図検査、呼吸機能検査、肺機能検査、超音波検査等)、X線一般撮影検査、マンモグラフィ、X線透視撮影検査、CT検査、経皮酸素飽和度測定検査、モニター(心電図、呼気換気、動脈圧等)、皮内反応検査(皮内テスト等)、針刺し事故等の血液・体液暴露があった場合の暴露源患者の感染症検査、感染管理上、特定の感染症が多発した場合の検査(院内感染対策室の指示)
処 置
末梢静脈内留置針(カテーテル)挿入・留置、静脈血採血、持続皮下留置針(カテーテル)挿入・留置、痰等の吸引、鼻腔カテーテル挿入・留置、膀胱カテーテル挿入・留置、ドレーン挿入・抜去、穿刺、酸素投与、創傷処置、創部処置、褥瘡処置、抜糸、小皮膚切開、縫合、簡単なデブリードマン、湿布処置、消炎処置、弾性ストッキング着用、下肢への間欠的空気圧迫ポンプ装着、ネブライザー処置、浣腸、洗腸、痔核嵌頓整復、血栓性外痔核血栓除去、直腸ブジー、冷・温罨法、睫毛脱毛、爪切り
投 薬
薬剤処方、注射(皮下、筋肉内、静脈、持続点滴)、一般的診療に伴う局所麻酔、等の診療行為は、一定以上の経験を有する者によって行われますが、それでも時に出血、痺れ、アナフィラキシー、その他予期せぬ合併症を伴うことがあり得ます。このような場合は、合併症の治療は通常の保険診療として行われます。あらかじめ、ご理解いただきますよう、お願いいたします。
画像撮影等
治療上必要な場合は、患者様の病変部などの画像撮影のほか、検査や診療行為、等をカメラ等により撮影、録音、記録、保管させていただきます。入院中に行方不明・離院の可能性があると判断した場合は、事故等防止のため写真撮影をさせていただき、院内で情報共有させていただきます。
臨床研究について
これら診療情報・試料等は、診療に必要なものとして採取・保管されていますが、その後、診療上不必要となった場合でも、医学研究には貴重です。当院では、これらの診療情報・試料等を研究のために利用させていただくことがあります。研究は、厚生労働省の示す「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従って、院内の倫理審査委員会で審査を経て、承認を受けて行われます。研究倫理審査委員会では、外部の委員(患者会等)にも参画していただき、研究計画、研究論文等について倫理的、科学的妥当性等を審査しています。包括的同意をいただいたご自身の試料・情報がどのような研究に利用されたかの確認に役立つよう、試料・情報を用いた研究について適宜ホームページに掲載させていただいております。ご自身の提供された試料・情報の利用を拒否したいなどの場合には病院までご連絡ください。
当院は、診療を行う医療機関であると共に、教育研究機関として医療の「教育」と「研究」を使命とし、次世代を担う医療人育成を行っています。また、当院では将来的により良い治療方針を確立するために臨床研究を行っています。診療において得られた臨床データを臨床研究に使用させていただくことがあります。その場合には個人情報保護法を遵守し、個人の特定ができないように留意します。患者様にはご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
秘密の保持
研究への診療情報・試料等の提供によって、患者の皆様に直接の危険性が及ぶことはありません。当院では、情報漏洩を避けるため、厳重に機密保持しております。研究によって得られた成果を学会や学術誌などに発表する場合個人が特定されることはありません。
くまもと乳腺外科病院 病院長
審査対象研究一覧
掲載日 研究課題名 研究者
2024年7月10日 当院乳腺外来における乳房再建へのかけはし
~患者様からの聞き取りとアンケート調査を通して~
玉田 涼子

施設基準 施設基準

厚生労働省が定める掲示事項等
1.当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて
 診療を行っている保険医療機関です。
2.入院基本料について
急性期一般入院基本料4(10対1)を算定する当院病棟では、1日につき10人以上の看護職員(看護師)が2交代勤務しております。なお、時間毎の配置は下記のとおりです。
朝9:00~夕方17:00(日勤時間帯)までの受け持ち数は、看護職員1人当たり4人以内です。
夕方17:00~朝9:00(夜勤時間帯)までの受け持ち数は、看護職員1人当たり15人以内です。
3.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、
 褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び
 身体的拘束最小化について
当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしております。
4.当院は九州厚生局へ下記の届出を行っております。
【基本診療料】
急性期一般入院基本料4 医療安全対策加算2 データ提出加算2
医療DX推進体制整備加算 医療安全対策地域連携加算2 せん妄ハイリスク患者ケア加算
診療録管理体制加算3 後発医薬品使用体制加算3  
【特掲診療料】
CT撮影及びMRI撮影 検体検査管理加算(Ⅰ)
がん治療連携指導料(熊本中央病院) 検体検査管理加算(Ⅱ)
麻酔管理料(Ⅰ) 乳癌センチネルリンパ節生検加算2
開放型病院共同指導料 病理診断管理加算1
がん性疼痛緩和指導管理料 悪性腫瘍病理組織標本加算
がん患者指導管理料ニ 遺伝カウンセリング加算
遺伝学的検査 外来・在宅ベースアップ評価料(1)
BRCA1/2遺伝子検査(2 血液を検体とするもの) 入院ベースアップ評価料(81)
外来化学療法加算1 入院時食事療養(Ⅰ)
外来腫瘍化学療法診療料1
5.入院時食事療養費について
当院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士又は栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
6.明細書発行体制について
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成22年4 月1日より、領収証の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる 明細書を無料で発行することと致しました。

また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、平成28年4月1日より明細書を無料で発行することと致しました。 なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
7.施設基準にかかる手術の実績について(令和6年1月~12月)
区分1に分類される手術 件数
頭蓋内腫瘤摘出術等 0
黄斑下手術等 0
鼓室形成手術等 0
肺悪性腫瘍手術等 0
経皮的カテーテル心筋焼灼術 0
区分2に分類される手術 件数
靱帯断裂形成手術等 0
水頭症手術等 0
鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 0
尿道形成手術等 0
角膜移植術 0
肝切除術等 0
子宮附属器悪性腫瘍手術等 0
区分3に分類される手術 件数
上顎骨形成術等 0
上顎骨悪性腫瘍手術等 0
バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) 0
母指化手術等 0
内反足手術等 0
食道切除再建術等 0
同種死体腎移植術等 0
区分4に分類される手術 件数
胸腔鏡・腹腔鏡手術 103
その他の区分に分類される手術 件数
人工関節置換術 0
乳児外科施設基準対象手術 0
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 0
冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む。)
及び体外循環を要する手術
0
経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈粥腫切除術及び経皮的冠動脈ステント留置術 0
8.保険外負担(保険外併用療養費)に関する事項
当院では、以下の項目について、その使用量、利用回数等に応じた実費の負担をお願いしています。
◆特別の療養環境の提供
特別室1床室(1床)・・・12,000円/日(201号)
1床室(10床)・・・8,000円/日
(202号、203号、205号、206号、210号、211号、218号、220号、221号、222号)
2床室(2床)・・・3,300円/日(223号)
◆文書料金
保険会社用・・・5,500円/枚
一般診断書(会社提出用等)・・2,200円/枚
死亡診断書・・・3,300円/枚
年間領収書・・・1,100円/枚
◆病室内機器使用料(レンタル料)
テレビA・・・550円/日(208号、212号、215号、216号、217号)
テレビB・・・120円/日(207号、213号)
保冷庫・・・880円/日(208号、212号、215号、216号、217号)
金庫・・・120円/日(208号、212号、215号、216号、217号)
◆その他
病衣・・・300円/日
軟膏瓶・・・20g:30円、30g:40円、50g:60円
テープ式紙おむつ・・・S180円/枚、M200円/枚、L210円/枚、LL230円/枚
リハビリ用パンツ・・・M240円/枚、L260円/枚、LL270円/枚
尿取りパッド・・・30円/枚
付き添い用寝具・・・550円/日
腹帯(フリー)・・・ 900円/枚
病室のテレビ用イヤホン・・・250円/個
外来腫瘍化学診療料1について
当院では、外来で抗がん剤治療を受ける患者様が安心・安全に治療を継続するために、以下の体制を整備しています。
専任の医師、看護師、または薬剤師が院内に常時1人以上配置され、患者から電話等による緊急相談 等に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
急変時等の緊急時に当該患者が入院できる体制の確保を行っています。
実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を定期的に開催しています。
医療情報取得加算・医療DX推進体制加算について
当院では、令和6年6月1日の診療報酬改定に伴う医療情報取得加算及び医療DX推進体制整備について、次のとおりの対応を実施しております。
診療報酬明細書(レセプト)のオンライン請求を行っています。
オンライン資格確認を行う体制を有しています。
オンライン資格確認を利用して取得した診療情報等は、診療を行う診察室または処置室において、医師が閲覧または活用できる体制を有しています。
マイナ保険証に関して、一定程度の実績を有しております。
電子カルテ共有サービスを活用できる体制について、電子カルテメーカーと協議を行っております(令和8年5月31日までの経過措置)。
医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するために十分な情報の取得・活用して診察を行うことについて、院内の見やすい場所等に掲示しております。
一般名処方加算について

当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、
医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。

 

そのなかで、当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。 一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。 一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。(一般名処方とは、お薬の商品名ではなくお薬の有効成分を処方せんに記載することです)

 

なお、令和6年10月より、長期収載品について「医療上の必要性があると認められない場合」には、患者様の希望による処方の場合には、「選定療養が適用される」ことをご理解ください。 (厚労省の定めた医薬品について、薬価差の一部(1/4)が自己負担となります)

個人情報保護方針 個人情報保護方針

当院では、患者様と確かな信頼関係を築き上げ、安心して医療サービスを受けていただくために情報の安全な管理は重要と考えており、個人情報の適正な取扱いに全力で取り組んでまいります。 個人情報の利用については、原則として、本来の利用目的の範囲を超えた利用及び第三者への提供は行いません。但し、次の場合には行うことがあります。
  • 患者様が開示を了解しておられる場合
  • 法令等により提供を要求された場合
  • 当法人の利用動向調査や学術的分析のために収集した統計情報(個人を識別あるいは特定できない状態に加工して利用)
  • がん対策基本法及び専門医制度と連携したデータベース事業に基づいたがん登録への情報提供、がん検診事業への情報提供を行い、予後についての情報収集のための情報提供、個人 情報を第三者へ提供する場合は、その必要性を慎重に吟味し、できる限り個人情報を保護するように努めると共に、相手方に対して個人情報が保護されるよう申し入れを行います。
  • 個人情報とは
    氏名、生年月日、住所等により特定の個人を識別できる情報のことをいいます。
  • 個人情報の開示について
    ご自身の診療記録の閲覧等をご希望の場合は、担当医師にお申し出ください。
  • 個人情報の訂正・利用停止について
    当院が保有する個人情報が事実と異なると思われた場合は、内容の訂正・利用の停止を求めることができます。
  • 個人情報の利用目的について
    個人情報は、本人の同意を得ている場合や法令で定めがある場合を除き、本来の利用目的の範囲を超えて利用することはありません。利用目的の詳細は次の「個人情報の利用目的」のとおりです。
個人情報の利用目的
当院では個人情報については以下の目的のために使用させていただくことがあります。
1.当院内部での利用
  • 患者様への医療サービスの提供
  • 患者様に提供した医療サービスに関する医療保険請求に関すること
  • 患者様に関係する入退院等の病棟管理、経理、医療事故等の報告、医療サービス向上
  • 医療実習への協力
  • 医療の質の向上を目的とした症例研究
  • その他患者様に関する管理運営業務
2.第三者等への情報提供を伴う利用
  • 他の医療機関等との連携
  • 他の医療機関等からの照会への回答
  • 患者様の診療等に当たり、外部の医師等の意見・助言を求める場合
  • 医療保険事務、検体検査業務等の業務委託
  • 患者様の家族等への病状説明
  • 審査支払機関へのレセプト(診療報酬明細書)の提出
  • 審査支払機関又は保険者からの照会への回答
  • 事業者等からの委託を受けて健康診断等を行った場合における、事業者等へのその結果通知
  • 医療賠償責任保険等に係る、医療に関する専門団体等への相談又は届出等
  • その他患者様への医療保険事務に関する利用
3.その他の利用
  • 企業等からの委託を受けて行う健康診断等における、企業へのその結果の通知
  • 医師賠償責任保険等に係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談又は届出等
  • 医療・介護サービスや業務の維持・改善の為の基礎資料
  • 治験・臨床研究に関する業務及びその委託
  • 当法人内において行われる医療実習への協力
  • 外部監査機関への情報提供
  • がん登録、NCD 登録*への情報提供
  • 院内でのカンファレンス、医療関連学会への報告、啓発活動、ホームページ、患者教育(個人を特定できない情報)
*NCD データベース事業への参加

当院は、一般社団法人 National Clinical Database (NCD)の手術・治療情報データベース事業に参加し、同データベースに登録しています。

 

上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨をお申し出く ださい。お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせて頂きます。 これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更などをすることが可能です。

患者様の権利 患者様の権利

1.個人としての尊厳性への権利
患者様は、固有の人格を持つ一人の人間として尊重されます。いかなる状態にあっても、尊厳をもってその生を全うする権利を持っています。
2.十分な説明の下での自己決定を行う権利
患者様は、病気の診断、検査や治療の効果と危険性、他の治療法の有無、看護の内容及び病状の経過などについて、わかりやすい言葉や方法で十分な説明を受け、自由に質問し、十分理解し納得の上で適切な医療を選択し、受ける権利があります。一方、同意できない場合は、医療を受けることを拒否することもできます。 他の医療機関の医師の意見を聞く(セカンド・オピニオン)権利があります。また、研究途上にある試験的治療(治験)を勧められる場合には、その内容・予想される危険性やその際の対応、従来の治療方法との違いなどについて十分な説明を受け、ご自身で決定することができます。
3.最良の医療を受ける権利
患者様は、平等で最善の医療を受ける権利があります。
4.診療の情報を受ける権利
患者様は、当院で行われたご自身の診療に関する情報の提供を受ける権利があります。
5.プライバシーの保護と秘密保持の権利
医療の過程において生じた患者様の情報はむやみに他の人に知らされることはありません。患者様の個人情報は、ご自身が「誰に知らせてほしいのか」「何を知りたいか」など患者様ご自身のお考えに基づいて保護される権利があります。
患者様へのお願い
  • ご自身の健康に関する情報についてできるだけ正確に提供してください。
  • ご自身の診療に関する疑問点など十分納得して、積極的に診療に参加してください。
  • 他の患者様の診療に支障をきたさないようご協力ください。
  • 研修医、医学生、看護学生などの研修・実習・見学などへのご理解とご協力をお願いします。
  • 患者様及び職員の個人情報やプライバシーを保護するため、原則として病院施設内での録音・録画を禁止しております。ただし、医師による説明の録音やWEBカメラ等の使用については、患者様やご家族の病状理解の助けになる場合もありますので事前申請が必要となります。申請内容を検討した上で許可する場合もありますので、職員にお申し出ください。